建設・建築業界で絶対外せない部材~タイル・レンガ・石工・ブロックの工事、誰がやる?
[更新日]2017/05/10

建物の外壁って、どんな仕上げになっているか、わかりますか?
鉄筋コンクリートでも、木造でも、それがそのままむき出しになっている仕上げもありますが、多くは
タイル・レンガ・石工・ブロックなどで仕上げられています。
ですので、建築においてとても重要な役割を果たしています。
ひとつひとつは小さいですが、数が揃えば、立派な建物にマッチングして、上等な仕上がりになります。
タイル・レンガ・石工・ブロック工事業の役割
どんなことが求められている?
タイル・レンガ・石工・ブロックは、住宅を始めとする建築物には、絶対的に必要なものです。
耐久性とデザイン性を兼ね備えたものが、いつの時代も要求されてきました。
そして、現在、注文住宅やリフォームでは、タイルの比率が高いのです。
外壁
外壁では、耐久性や耐水性が優れているのはもちろんのこと、見た目にもこだわり、様々なデザインが求められています。
今はバリエーションもたくさん出てきていて、顧客を満足させるには、これからも模索していかなくてなりません。
それだけに、タイル施工者は「経験」と「センス」が問われています。
内装
タイルは内装材としても多く使われています。
玄関やキッチンなど、デザイン性重視の住宅や店舗、施設でも使われています。
もちろん機能性も大事なポイントですが、室内の雰囲気を作り出す重要なアイテムとして使われます。
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タイル材は高価
ただ、タイル材は高価なものです。
闇雲にタイルを使いたいと言っても、予算との相談になります。
ですが、見た目の美しさを重視しているケースでは、圧倒的な支持を得ています。
それだけに、タイル施工者には技術と経験が不可欠なんです。
タイル・レンガ・石工・ブロック工事業の今の状況とは?
景気に左右される?
れんが・タイル・ブロック工事業の景気としては、手堅く横ばいと言えます。
それは、実に建設業界全体の動向と同じでもあります。
この事業の中心的な市場は、もちろん住宅建築ですが、今はやや下向きな体勢になっています。
職人が足りてない
建設業界でも、人手不足が続いています。
れんがやタイルを扱う施工には、経験者である「職人」がたくさん必要なんです。
人材面の課題は山積みです。
職人を育てていくことを含めて、鳶や土木、左官などが、れんがやタイルの施工を合わせて「重複対応」しているところが増えているんです。
ですから余計に、れんが、タイルの工事業は、工事日数が少ない上に、職人が不足しているのが実情です。
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タイル・レンガ・石工・ブロック工事業に転職したらどうなる?
どんな仕事になる?
れんが、タイル施工は「職人」と呼ばれる域の仕事です。
建築、建設業では、それなりの経験、実績がない限りは、この業界に入ってしばらくは雑用などの下積みから始まります。
具体的にタイル工事は何をすればいいの?
現場で使用するタイルが、乾式、湿式かどうかで、準備していくことも変わってきますので、まず、乾式か湿式かの確認から始まります。
それから、本格的な建物の壁、床にタイルを貼り付けていきます。
タイル施工は内部、外部問わず、建築の最終的な表面の仕上げになる仕事ですから、建物の美観を左右します。
現場では様々な工事業者が働いています。
周囲に気を配って、事故やケガをしないように、自分の仕事を遂行しましょう。