【知らなきゃソン!!】鳶(とび)職人という仕事「やりがい」と「つらいこと」とは?
[更新日]2017/05/10

鳶職人とは建築現場において、高い場所で作業することが多く、危険を伴う専門職です。
どんな仕事なのか見ていきましょう。
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鳶職人の種類
鳶職人といってもいろんな職種があるのをご存知ですか?
おおまかに下記のような種類があります。
足場鳶
建設現場で足場を組む職人のこと。
足場を組むには、建築図面から建物をイメージしなくてはなりません。
「いかに、安全で作業効率が良くなるのか?」を考える重要な職種です。
鉄骨鳶
鉄骨造の建物に、建築図面をもとに足場を組む職人のこと。
鉄骨をクレーンで釣り上げて、高い場所に対応します。
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重量鳶
足場鳶と鉄骨鳶よりも、より専門性の高い職人のこと。
鳶職人になるにはどうしたらいいの?
鳶職人専門の学校はありません。
また、鳶職人は学歴は関係ありません。
どうやったら鳶職人になれるか?
それは、中学ないし高校を卒業したら、鳶職人のいる土工専門の建設会社で見習いとして入ります。
18歳までは高い所での作業は禁止されていますので、高い所の実践は18歳を超えてからになります。
見習いはどんなことをするのか?
基本的に、先輩から現場で教わりながら、時には見て仕事を覚えていきます。
鳶職は年功序列ではなく、自分の腕前が全ての「実力社会」です。
鳶職人に向いてる人
鳶職人に何が一番必要なのか?
それは、体力と根性です。
体力と根性は最低限の条件となります。
また、高所恐怖症の方は出来ないですね。
見習い中は、職長や先輩の指示によって動いていきます。
自らも、判断力や想像力を培っていきましょう。
鳶職人のいいところ
鳶職人の仕事は常に危険が伴います。
ですから、非情に神経を使う仕事です。
その作業中の緊張感で鍛えられると、人間性が磨かれます。
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鳶職人の大変なところ
体力勝負の肉体労働であることは、お解りいただけたと思います。
暑い夏も、寒い冬も外での作業になります。
また、重いものを運ぶことも当然仕事のうちです。
危険と隣り合わせの仕事であり、高所という気の抜けない仕事であるので、体力的にも精神的にもキツイかと思います。
特に、慣れない見習い期間は忍耐の日々です。
生半可な気持ちでは勤まらない仕事です。
先輩職人から厳しく指導されることも、毎日のようにあります。
ですから、ツライと辞めていく人も多いのが現状です。
ですが、忍耐の日々を超えれば、自分たちで建設した建物を見て感慨深くなり、「やってきて良かった!」と思える日も必ずきます。