【経験者は語る】オーバーワークが当たり前!リフォーム会社の驚くべきその正体とは!?
[更新日]2017/05/10

転職先の一つに、リフォーム会社を挙げている方もいるかと思います。
そんなリフォーム会社に入ってから後悔しないように、リフォーム会社の実態をご紹介します。
残業が多い
リフォーム会社の仕事の流れ
1.依頼のあったお客様のお家に伺う
飛び込みの場合もありますし、先輩営業マンに同行することもあります。
2.現場調査
どんなリフォームがしたいか話しを聞いたり、要望を聞く
3.プラント見積もりを作る
この時、他社との比較を説明する。
4.お客様にプランを提案する
お客様の要望に沿えているか確認します。
5.お客様が同意して契約する
契約がゴールではありません。
契約がある意味スタートです。
6.工事の工程表を作る
今度は現場で工事をしてくれる方が対象になります。
7.リフォームで使う建材、設備等をメーカーに発注
費用に見合った建材、設備を用意する。
8.工事をしてくれる職人さんに内容と工事日を伝える
これからお世話になるので、丁寧に接する。
9.工事が始まったら、近隣に挨拶をする
工事の騒音などのお詫びをする。
10.途中経過を常にチェックする
工程表通り滞りなく進んでいるか、ちょくちょく現場に足を運びます。
といったように、次々としなくてはならない仕事があるのです。
基本は、お客様の家に伺って、営業提案することが仕事ですが、外に出てのお仕事がほとんどなので、会社に戻ってくるのが定時を過ぎている場合もあるのです。
そこから、必要な事務作業をしますので、必然的に残業が多くなるというのが実態です。
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土日休みがない
土日こそが稼ぎ時です。
お客様も土日休みの方が多いですから、土日こそご夫婦揃っての会談が行えるわけです。
休日出勤
休みの日でも会社から連絡が入ることあります。
それのほとんどがクレーム対応です。
担当しているお客様のリフォームが完了していても、細かいことでクレームがきたりします。
リフォーム会社はアフターフォローも売りですから、もちろん休日でもすぐにお客様のところへ行かなくてはなりません。
クレーム処理
同時に何軒かのリフォーム工事を請け負っていると、大きなミスを犯してしまうことがあります。
それは、すぐにクレームになり、挙句の果てにお客様が入金してくれない、といった事態になることがあります。
リフォーム工事費は決して安い金額ではありませんので、お客様が入金拒否をしてしまうと、とても大変な処理になってきます。
リフォーム工事がとても多く、忙しい会社は、スキルがないとこなせないかもしれません。
給料が安い
残業があって、仕事内容もハードなこのお仕事ですが、だからと言ってお給料がいいわけではありません。
リフォーム会社はインセンティブを重視する会社と、固定給の会社とで半々くらいです。
住宅業界でお給料がいいのは、大手ハウスメーカーや、大手不動産会社です。
教育制度がない
リフォームのお仕事は現場で覚えることが多すぎるほどあります。
現場に出る前に研修制度を設けている会社はほとんどありません。
ですから、先輩のやり方を見て学んで、盗んでいくしかないのですが、お客様に満足していただけるようなサービス、プラン、技術はすぐに見につきませんので大変です。
リフォームと言えば、キッチン、お風呂、トイレ、床、外壁塗装、太陽光発電、など種類が多いので、学んでいくことは多く、会社以外でも勉強していかなくてはついていけません。
自分が主役の仕事ではない
リフォーム会社のお客様は主に高齢者の方です。
リフォームと聞いて、TV番組のように、格好良く、モダンでオシャレな作品に仕上げると思っていたら、全然違いますよ。
華やかに見えて、完全裏方のある意味地味な仕事です。
だけどやりがいのある仕事
ここまで、リフォーム会社に入って直面する、イヤな部分をお話してきましたが、リフォーム会社はやりがいのある仕事でもあることを付け加えておきます。
それは、お客様のとても感謝される仕事だからです。
それが、次へのエナジーとなるのです。
リアルなお家の悩みを聞いて、それを全力で解決していくことで、喜んでもらえる仕事です。
プロセスの途中、途中で大変な思いもしますが、それもいい経験値になり、最後は「やって良かった!」と逆転します。