苦しかった「社内ニート」を経ての転職。その選択肢は正解!?不正解?
[更新日]2017/05/10

「社内ニート」という言葉があるくらい、今や社内ニートは問題になっています。
社内ニートになってしまったとある女性の「転職体験談」をご紹介していきます。
どうして「退職」を考えたのか?その「理由」
どうして、私は社内ニートになり、退職を考えるほど追い込まれてしまったのか?
それは、自分がミスしたことで、仕事を与えてもらえなくなってしまったからなんです。
しかも、同じミスを3回もしてしまったのです。
上司からは「使えない」「任せられない」と信用を失ってしまったのです。
「仕事がない」ってラクだと思うかもしれません。
実は、そんなことありません。
仕事で忙しいことより、しんどいですし、キツイことです。
さらに、私は一人暮らしをしていたため、そう簡単に会社を辞めるという選択が出来なかったんです。
ですから、日々、我慢でした。
我慢し続けた結果・・・。
退職することにしました。
たった2年の勤務期間でした。
[amazonjs asin=”B019H2MEKA” locale=”JP” title=”社内ニート奮闘記: 副業から独立へ”]
退職して分かったこと
退職してから切実に思ったのは、もう少し我慢出来なかったのか?
もう少しあとに辞めれば良かった・・・ということでした。
それには、私の勤務期間が短かったことが関係してきます。
私は新卒で入社して、2年で辞めてしまいました。
これって、次の転職にはとっても不利になることが分かったのです。
最低でも「5年勤務」がラインとなっていました。
雇う側にしても、長く勤めてくれる人材が欲しいですよね。
私のように2年勤めただけで辞めてしまうなんて、信用もされず、評価も低いのは当たり前です。
折角、入社して研修させてというプロセスをふんで、育ててきても、すぐに辞められてしまっては意味ないですよね。
転職活動
そうは言っても、一人暮らしの私は、前職に就きながら転職活動をしていたのです。
その間は社内ニートでしたが、収入がない状態には出来なかったのです。
転職活動で必ず聞かれたのが、「会社を辞めた理由」です。
私は、適格な答えがなかなか出来ませんでした。
本当の理由を言うのが恐かったので、全面的にパワハラを理由にして、自分を守りました。
その間、私は資格を取りました。
簿記と秘書検定です。
「資格があれば強みになる」と思ったのですが、現実は厳しかったです。
転職先の見つけ方
転職先は、インターネットでハローワークの検索サービスを利用しました。
自分に合った条件があったら、会社を休んで面接に行きました。
中には、条件がとてもいい企業もありました。
ですが、条件のいいところには、必ず落とし穴があると思っていました。
こんなに条件がいいのに、大量募集をしていたり、いつも求人を募集していたりする企業は、
「絶対に、すぐに辞めてしまう企業だろうな」ということは分かっていました。
[amazonjs asin=”4062149222″ locale=”JP” title=”ボーアウト 社内ニート症候群”]
条件を「妥協」していく
自分が決めていた条件では、全然上手くいかなかったので、条件はどんどん妥協していくしかありませんでした。
お給料も妥協して、退職金制度もなくてもいいと、条件を下げたのです。
私はスキルもないですし、売りとしては若いということだけでした。
そんな中、小さな会社の社長さんと話しが合い、そこに転職することができました。
私の体験談が参考になるかは分かりませんが、「転職には根気がいる」ということだけは、覚悟して下さい。