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軌道工だけにとどまらない!資格取得で年収アップを狙う!

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[更新日]2016/09/21

軌道工としての年収は地域差があるにせよ、意外なほど高いことは前述した通りです。しかし軌道工としてのキャリアに満足せず、資格取得をし、周辺職種にステップアップする軌道工も多いのもこれまた事実としてあります。鉄道が大好きでレールから離れたくなく、列車見張員の資格を取得する人がいる一方、技術士や測量士になる人、中には一級建築士の資格を取得し、華やかにステップアップを図る人も見受けられます。

それではこのように資格を取得した人々はどれだけの年収を稼ぎ出しているのでしょうか。年収ラボなどのサイトを参考にしながら一例ですが列挙して行きたいと思います。

一級建築士

資料によりますと、資格別年収ランキングでは8位にランクし、平均年収は644万円となってます(平成27年度)。中小の建築事務所と大手の建築事務所のどちらに所属するかで年収の開きもあるようですが、将来独立することもできる資格と言うことで人気資格となってます。人気が高いだけあって難易度は高いといえます。

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技術士

同じく、技術士の平成27年度の平均年収は596万円となってます。技術士資格を取得したからといって、年収が急激に上昇するということはありません。しかし技術士の資格は技術系資格の中でももっとも権威がある資格であると言えるため、一定の社会的評価を得られることは間違いありません。また、仕事の知識を深める意味でも有意義であることは間違いないでしょう。

測量士

土地の測量作業(外業)、測量作業の主任者として、測量計画の作成(内業)を手掛ける測量士。平成27年度の平均年収は454万円になってます。保線作業でも重要になってくる測量のプロとして測量士を目指してみるのもいいかもしれません。

コンクリート技士

コンクリートの技士は設計士や製図家と連携して仕事をしたり、デザイナーなどが描いた設計図のデザインをラフスケッチや手描きの図面を調整するので、コンクリートの専門のプロとして多くの業界から注目される人気の資格となっています。コンクリート技士の資格を取得した場合年収は500万円~700万円まで平均して上昇します。資格を取得すると、実際にコンクリートを扱う仕事の責任者としての仕事が現場では求められます。より多くの仕事が回ってくるようになり、自身のスキル向にも役立つことでしょう。

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軌道工事管理者

ある建設会社のキャリア採用情報によりますと、30歳のモデル年収として、「500万円(固定月収25万円+賞与)」と掲載されていました。軌道工の中でも責任ある立場の対価としては十分な待遇と言えるでしょう。

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列車見張員

線路の工事、あるいは線路の近隣地で工事をする際に、鉄道車両の接近を見張り、工事関係者の安全を確保するための作業員に必要な資格とされる列車見張員資格。平均年収は280万円ほどと言われています。列車見張員の使命感を抱き、鉄道が好きな人でないと続けるのは困難な仕事かもしれません。

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軌道工と資格取得で年収アップまとめ

軌道工は体力勝負。若いうちは体力に自信があったとしても、歳を重ねるごとに衰えを感じてくるかもしれません。そんな時に頼りになるのが各種関連資格であると言っても過言ではないでしょう。軌道工のキャリアを積みつつ、年収アップを模索するのにはうってつけの武器になることは間違いありません。
あなたも年収アップのために各種資格の取得を目指してみてはいかがですか。