施工管理が「ブラック」と言われてしまう「理由」。収入も高いけど大変な仕事内容は?
[更新日]2017/05/10

「施工管理」という仕事がありますが、どんな仕事か「ピン!」ときますか?
施工管理の仕事を簡単に説明すると、
発注者から請け負った工事目的のものを、期日までに完成させて、引き渡すまでが、施工管理のお仕事となります。
[amazonjs asin=”4883928691″ locale=”JP” title=”うちの会社ブラック企業ですかね?”]
「施工管理」の仕事とは?
「施工管理」の過程では、工程管理、安全管理、品質管理、原価管理も行わなければなりません。
それと同時に、発注者との打ち合わせ、書類作成、も行わなければなりません。
それらをひとまとめにしますと、施工管理とは「現場監督」のような役割を担います。
実は「これ」が一番きつかった
施工管理は「現場監督」と言いましたが、更に付け加えると、工事現場、建設現場の「まとめ役」ということです。
ですから、当然、土方や職人さん方に、指示を出したり、管理したりする仕事なわけです。
あなたは土方や職人さんというと、どんな方をイメージしますか?
いわゆる元ヤンキーの方だったり、気性が荒い人が多いのが、現実です。
施工管理者になれば、そういった方たちに指示を出さなくてはならず、上手い具合に関わっていかなければならないのです。
ですから、なめられることもありますし、無視されたり、逆に言い返されたりと、なかなか上に立つものとしは、難しい仕事なのです。
また、施工管理は「現場の責任者」であって、「最高決定者」でもあります。
クレーム対応などにも応じなければいけないんです。
つまり、あらゆるトラブルに、対処していかなければいけないということ。
ですから、気の弱い人、メンタルが弱い人には、勤まらないとはっきり申し上げておきます。
お給料が高い分、負荷は大きいですし、誰でもが出来る仕事ではないと思います。
[amazonjs asin=”4395010407″ locale=”JP” title=”ゼロからはじめる建築の「施工」入門”]
施工管理を経験した方の声
とてもキツイ仕事でした。
朝は5時起きで、帰宅は深夜12時なんてざらでした。
土日も祝日も休めず、プライベートな時間などありませんでした。
毎日、下請けにバカにされ、上司からは怒られ、何のために働いているのか分からなくなりました。
「辞めちまえ」と毎日のように言われ、精神的にはかなりきつかったです。
仕事だからと割り切っている人や、この施工管理に情熱を持っている人なら、勤まるかもしれませんが、お勧めできる仕事とは言えません。